次回のつどいについて(2024年3月30日)
3月春のつどいは「表現アートセラピー(絵を描くこと)のつどい」です。講師の相澤るつ子さんからのメッセージです。
青少年の皆さん、私は、50歳を過ぎて表現アートに出会って、自分を丸ごと受け入れられて、やっと言えるんですが、“普通の人”っていないんですよ。人は皆それぞれ違うんです。“吃音”だって人それぞれ違います。表現アートは、その時のありのままの「人と違う“私”」を言葉を使わず(ノンバーバル Non-verbal)に表現することで、自分にも気づかなかった“私”の気持ちを受け止める方法(メソッド)です。私達は、“普通の人=正常な人”と思い込んで(込まされて)きた長い歴史があるので、人と違う“私”の声を無視してきました。でもね、ほんとはみんな違うんですよ。“普通のフリ”が上手に出来ない皆さん、一旦“どもる私”を丸ごと受け入れてみましょう。
若い時に受け入れることができると、その後の人生の選択肢も許容範囲も変わってきますよ。私みたいに50歳まで待たないで。今、吃音の興味深い本(『どもる体(伊藤亜紗 医学書院)』)が出版されています。人ってこんなに違って(いるからこそ)面白いと、まず自分をしっかり受け入れて面白がってみましょう。
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